無料ツールはあくまでも個人での利用を想定して提供されているサービスであり、法人向けに有料で提供されているWeb会議システムとは様々な面で大きな違いがあります。プライベートで無料ツールを利用するのであれば問題がなくても、ビジネスシーンでは機密情報や個人情報を扱うことも多いため、セキュリティがしっかりと担保されていることや安定した品質が求められます。具体的にどのような違いがあるのかをみていきましょう。
企業にとって、情報漏えいが大きなセキュリティ脅威となっています。Web会議はインターネット回線を利用して行うため、機密性の高い情報を扱うビジネスシーンでの利用においてはセキュリティ対策が非常に重要です。
Web会議におけるセキュリティの最も重要な点は、Web会議上でやり取りする音声や映像、資料などが暗号化されていているかという点です。有料のWeb会議システムでは、Web会議上でやり取りするデータにSSLやAESによる暗号化がなされているので、安全性の高い通信が可能となります。それに対し無料ツールはビジネスシーンでの利用を想定していないため、セキュリティ対策が不十分だったり、その内容や質も不透明な場合が多くあります。
続いては通信方式の違いです。無料ツールと有料のWeb会議システムはその通信方式が大きく異なります。
P2P(ピアツーピア)通信とは、ネットワーク上の対等な関係にある端末同士が直接データを送受信する通信方式のことです。以前問題となったファイル共有ソフトによる情報漏えいも、このPPモデルで通信を行っていました。このことからも、P2P通信のサービスはセキュリティリスクが高いことがわかります。
こういったセキュリティリスクを避けるためにも、セキュリティが担保された専用サーバを介して利用する有料のWeb会議システムが適しているといえます。
→Web会議のセキュリティ対策と注意点 重要な会議を安心して行うには?
無料ツールはもともと個人単位の1対1での利用を想定して提供されています。そのため、1対1の利用では問題がなくても、複数拠点を接続すると途端に音が途切れてしまったり映像が固まってしまったりするケースが多々あります。無料ツールなので、当然サービス品質や安定性は一切保障されていません。正確に情報を共有し、積極的な議論が求められるビジネスシーンの会議の場においてそういったことが発生すると、業務に支障をきたしてしまいます。
それに対し、有料のWeb会議システムは法人向けに開発・提供されているサービスなので、多拠点を接続しても安定した品質を維持できるよう開発・設計されています。また、定期的に製品のバージョンアップや改善も行われており、常に最新の製品を利用することができます。
こういったことから、安定したパフォーマンスと確実性が要求されるビジネスシーンにおいては、品質の安定性と信頼性が担保されている有料のWeb会議システムが最適です。
ビジネスシーンにおいては、会議や打ち合わせの資料を共有したり、画像に書き込みをしたり、様々な機能を使って効率的かつ有意義に会議を進める必要があります。しかし、無料ツールは個人間のやり取りを前提としているため、音声・映像のやり取りと最低限の機能しか搭載されておらず、機能的に不十分なケースがほとんどです。
さらに、取引先の方をWeb会議に招待して打ち合わせをしたり、研修を配信したりといった会議以外の用途への拡張性も乏しく、利用用途も限定的となってしまいます。
Web会議システムをより有効に活用しようと思えば、拡張性や他サービスとの連携に優れた有料のWeb会議システムが適しているといえます。
安心して製品を使うために必要なことはなんでしょうか。それはトラブルや不具合があった際にすぐにサポートしてもらえるというサポート体制ではないでしょうか。無料ツールの場合、サポート窓口などが設けられていないので、使っている最中に何か不具合があってもサポートしてもらえず、自力で解決するしかありません。もし会議の最中に問題が発生し、それが解決できなければ会議が中止になる、といったリスクもあります。
有料のWeb会議システムの場合は、困ったことがあればサポート窓口や営業担当者に連絡をすればその場で解決することができます。また、操作マニュアルなどもメーカーからきちんと提供されているので、社内での展開や運用も非常にスムーズです。このように有料のWeb会議システムは、利用する側も管理する側も安心して使うことができるというメリットがあります。
有料版 | 無料版 | |
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メリット |
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デメリット |
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Web会議システム自体に搭載されているセキュリティ対策ももちろん重要ですが、利用者側でも気を付けるべきポイントや、行うべきセキュリティ対策をご紹介します。
Web会議システムには、ログイン用の専用ID・PWや続用のURLが設定されている場合がほとんどです。万が一それらの情報が漏れてしまうと、悪意のある第三者の不正アクセスなどに繋がってしまう可能性があります。参加者同士でのID・PWなどのやり取りや管理には充分注意する必要があります。
資料を用いたWeb会議を行う場合、共有する資料はできる限りサーバー上に保存しないことがおすすめです。Web会議システム自体に暗号化が施されている場合でも、そもそもその資料自体がサーバーから漏洩してしまうと意味がありません。そのため、サーバー上にデータを残しておかず、会議が終了すればサーバー上から削除するなどの対策を行うことが重要です。
最近ではテレワークが普及したことにより、在宅勤務やサテライトオフィスでの勤務など働く場所が多様化しています。Web会議システムはインターネット回線があればどこからでも接続ができるため、オフィス以外の場所から接続してWeb会議に参加することも増えています。それ自体はとても利便性が高く、Web会議システムのメリットでもありますが、その際にはセキュリティ対策に注意する必要があります。
周囲に人がいる状況でWeb会議に参加する場合は、機密情報を含む会話は行わない、具体的な社名などは口に出さないといった点に注意する必要があります。また、外出先で接続する際は個室ブースや貸会議室などを利用するといったルールも決めておくと安心です。
数あるWeb会議システム、その中でも「LiveOn」なら完全自社開発の品質の高さと豊富な機能を備えており、ビジネスシーンで安心してご利用いただけます。
LiveOnの通信データは全て暗号化されており、その暗号化処理には、暗号強度と処理速度に優れた米国政府の次世代標準暗号方式であるAES(Rijndael)を採用しています。機密性の高い情報を扱う会議であっても、安心してご利用していただくことが可能です。
LiveOnは完全自社開発製品であるため、独自のプロトコルを使用しています。万が一、LiveOnの通信データが第三者に盗聴されて暗号を解読されたとしても、該当するプロトコルがわからなければその内容を理解することはできません。
LiveOnは完全自社開発で提供している製品です。独自技術である自動帯域制御機能やジッタバッファ制御機能が搭載されており、どのような環境下であっても安定した品質でご利用いただくことができます。また、自社開発製品ですので、何かトラブルがあった際も開発元であるメーカーが直接お客様のサポートを行うことができ、迅速なサポートが可能です。
資料共有やホワイトボードといった基本的な機能はもちろんのこと、録音録画や動画配信、招待機能、チャット機能などLiveOnは多彩な機能を標準搭載しています。そのため、会議だけではなくさまざまな用途でご活用いただくことが可能です。もちろんスマートフォン・タブレット端末にも対応しているので、場所を選ばずいつでも・どこからでもLiveOnに接続ができます。
LiveOn | 無料会議システム・ツール | |
---|---|---|
音質 | CDに近い32KHzの高音質 | ラジオ並みの音質(8~16KHz程度) |
安定性 | 独自の圧縮技術を搭載。 多拠点接続時や回線状況の悪い海外でも途切れや遅延が圧倒的に少ない。 |
基本的に1対1を想定しているため、多拠点での接続に耐えられるだけの安定性はない。 1対1であっても音声の途切れや遅延が発生し、安定性に欠ける。 |
操作性 | ログインから入室までわずか2クリック。 シンプルな画面構成と分かりやすいアイコン配置で、どなたでも簡単に利用可能。 |
使用するためにはソフトのインストールが必要。 操作に慣れるまでに時間が掛かる。 |
料金体系 | LiveOnの利用料は月額3,000円/IDの定額制。 安価な費用で、利用頻度や時間を気にすることなく利用可能。 |
無料 |
会議開催 | 会議室はいくつでも自由に作成が可能。 複数の会議を同時に開催することができ、柔軟に利用することができる。 |
「会議室」という概念がなく、呼び出した相手としか接続ができない。 |
セキュリティ | AES(Rijndael)によるセキュアな通信。暗号化レベルは256ビットに対応。 さらに「独自の通信プロトコル」のため、セキュリティが強固。 |
P2P通信なので、接続しているクライアントからどういったファイルがいつ送られてくるかわからず セキュリティ面が脆弱。ウィルス感染や情報漏洩のリスクがある。 |
ジャパンメディアシステムは、企業のコミュニケーションを支えるビジュアルコミュニケーションシステム「LiveOn」を提供し、場所や時間に縛られない働き方の実現を目指しています。
Web会議システム LiveOn(ライブオン)は、クラウドアワードなど多数の賞を受賞。高音質・高画質でストレスのないWeb会議を実現をします。今ならWeb会議を無料トライアル実施中!お気軽にお問い合わせください。
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すべての機能を14日間無料でお使いいただけます。
ご相談やお見積りなど、お気軽にお問い合わせください。