インターネット環境やスマートフォン・タブレット端末の普及により、誰しもが簡単に情報にアクセスしたり取得したりできるようになりました。それにより、今後は情報活用能力の育成を目的とした教育が重要となり、教育現場におけるICT活用やアクティブラーニングの導入が急速な広がりを見せています。
ICTとは、「Information and Communication Technology=情報通信技術」を意味し、情報処理や通信に関連する技術、産業、設備、サービスなどの総称です。ICT教育とは、このようなICTを教育の一環とて活用することを指します。社会をリードする高度なICT人材の育成を目的として、文部科学省は教育現場のICT化を積極的に推進しています。
このようなICT化の推進に伴い、従来の方法とは異なるICTを活用した新しい教育方法を取り入れる動きも活発化しています。それが「アクティブラーニング」です。
アクティブラーニングとは、教員による一方向的な講義ではなく、生徒同士のディスカッションや発表などを通じて、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた学習法の総称で、現在導入が進んでいる新しい学習方法です。
ICTと組み合わせた機器やシステムの導入選定も進んでおり、アクティブラーニングを実現するツールとしてWeb会議システムが選定されるケースが非常に増えています。
それでは実際に教育現場において、Web会議システムでどのようなことが実現できるのでしょうか。Web会議システムを活用することにより、従来とは異なる新しい授業スタイルを実現することができます。
文部科学省は、離島や山間部などにある小規模な公立小中学校にテレビ会議、Web会議端末を導入し、離れた学校と一緒に遠隔で合同授業が行えるようにするという計画を発表しました。4年間で全国1,900校への配備を目標とし、来年度予算に2億円の補助金を出す方針が固められています。
人口減少や過疎化などが社会問題となる中で、過疎地の小規模校は単独では教育水準を維持することが難しいという課題を抱えています。それを解決する手段として、Web会議システムの導入が拡がっています。
小規模校では生徒数が少ないため限られたメンバーと環境の中での授業となりがちな中、Web会議システムを活用すれば、遠く離れた場所にいながらも簡単に他校と接続し合同で授業を受けることが可能になるというメリットがあります。生徒はさまざまな意見に触れ、思考力や表現力を高めることができ、学びの機会向上にも繋がります。
離島や山間部であっても都市部と変わらない水準の教育を受けることができる、それを実現できるのがWeb会議システムです。
小学校における英語教育が必修化されたことで、教育現場では英語教育に積極的に取り組み、充実化させる動きが加速しています。その一環として、Web会議システムを活用した海外の姉妹校と交流授業も積極的に行われるようになりました。
Web会議システムはパソコンやスマートフォン・タブレット端末とインターネット環境があれば簡単に海外とも接続できるというメリットがあります。海外の姉妹校と接続することで、お互いの顔を見ながら、実際に英語でコミュニケーションを取れることできるようになります。机上での学びでは得ることができない生きた英語に触れることができ、国際感覚の育成やコミュニケーション能力の向上に繋がることが期待されています。
インターネット環境の整備や、パソコン、スマートフォン・タブレット端末の普及により、病気や怪我などにより通学が難しい生徒の学びをサポートするツールとしても、Web会議システムが活用されるようになっています。
Web会議システムは専用設備が必要なく、パソコンやスマートフォン・タブレット端末から接続ができるため、自宅や病室からでも授業に参加することができるようになるというメリットがあります。双方向でコミュニケーションが取れるため、先生に質問をしたり教室にいる生徒と会話をしたりと、通学が難しい生徒でもまるで教室で一緒に授業を受けているかのような環境を実現することが可能です。
このように様々なシーンで活用できる遠隔授業は、新型コロナウイルスの感染拡大時に一層大きく注目されました。休校や集合・対面型の授業の自粛などにより、教育現場ではオンラインによる遠隔授業への対応が急務となっています。改めてその必要性が理解された遠隔授業ですが、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
遠隔授業の最も大きなメリットは、通学や登校をすることなく、どこからでも教育を受けられるという点です。
新型コロナウイルスの感染拡大時には、一斉休校や集合・対面型での授業の実施が困難になりました。そんなときでも、遠隔授業であれば、自宅にいながら授業を受けることができます。通学や登校の必要がないことから、社会情勢の変化に柔軟に対応することができます。
様々な事情により、通学や登校が難しい場合であっても、遠隔授業であれば学びの機会を継続的に得ることができます。自宅だけでなく、病院などの施設からも接続ができるので、制約のある環境下でも授業を受けることができる点は大きなメリットです。
通常、質の高い教育や専門的な教育は、それに見合った豊富な知識や経験を持つ講師から学ぶ必要があります。しかし、都市部から離れた地方などではそういった機会を得ることが難しい場合もあります。その点遠隔授業であれば、住んでいる場所に関わらず受けたい教育を受けることができるようになります。
一方、遠隔授業はパソコンやタブレット端末といったツール、インターネット回線を用いて行うため、いくつかのデメリットも存在します。
同じ教室に集合して行う環境とは異なり、遠隔授業はそれぞれが異なる場所・異なる環境から参加します。そのため、インターネット環境や使用する周辺機器など、家庭や個人によって環境差が生まれてしまうというデメリットがあります。また、パソコンの操作スキルなど、一定のITリテラシーが必要とされる場合もあります。
Web会議システムを活用した遠隔授業は、複数拠点をリアルタイムに接続して行われます。そのため、インターネットの回線速度が満足でない環境や、接続する機器のスペックが低い場合などは、その影響を受けてしまう可能性があります。スムーズに遠隔授業を行うためには、どのような環境や機器であっても安定した品質で通信ができるシステムであることが重要です。
目の前に先生や講師がいる環境ではないため、遠隔授業ではどうしても緊張感や集中を保ちにくくなることがあります。対面の時のように表情や態度などから理解度を図ることが難しい場合もあるため、積極的に質疑応答を行うなどの工夫が必要です。
ここでご紹介するWeb会議システム「LiveOn」は、高品質・高機能・簡単操作を特長とする完全自社開発の製品です。音声の途切れや遅延がなくクリアな音質でスムーズなやり取りが行えるので、先生や相手先の生徒とのコミュニケーションも活発に行うことができます。授業への集中を妨げることがない品質を実現しており、遠隔授業の配信に最適です。
また、海外とも安定した通信で接続ができるので海外の姉妹校との交流授業などにも広く活用することができます。
ここでは数ある導入事例の中から、大学や小学校などの教育機関での導入事例をご紹介します。
ジャパンメディアシステムは、企業のコミュニケーションを支えるビジュアルコミュニケーションシステム「LiveOn」を提供し、場所や時間に縛られない働き方の実現を目指しています。
Web会議システム LiveOn(ライブオン)は、クラウドアワードなど多数の賞を受賞。高音質・高画質でストレスのないWeb会議を実現をします。今ならWeb会議を無料トライアル実施中!お気軽にお問い合わせください。
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