2026年版 保育現場の見守りカメラ動向とは?固定型とウェアラブル型を比較解説

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投稿日:2026/09/17
更新日:2026/09/17
業種別活用シーン・導入事例

保育現場の見守りカメラは、防犯対策だけでなく、園児の安全管理や、万が一のトラブルが起きた際の状況確認など、さまざまな場面で活用されています。 一方で、園内や出入口などに設置する固定型カメラだけでは、園庭や散歩、園外活動など、保育士と園児が移動する場面までカバーするのは難しいこともあります。 「固定カメラでは見えない場所も確認したい」 「何かあったとき、離れた場所にいる職員にもすぐ状況を伝えたい」 そうした課題に対する新しい選択肢として注目されているのが、保育士自身が身につけて使用するウェアラブルカメラです。 最近では、映像を記録するだけでなく、離れた場所へリアルタイムで映像を共有したり、インカムとして通話したりできる端末も登場しています。 ただ、新しい機器を導入するとなると、使い勝手やコストはもちろん、撮影ルールやプライバシーへの配慮など、事前に考えておきたいことも少なくありません。 そこで今回は、保育現場における見守りカメラの役割や、固定型・ウェアラブル型それぞれの特徴、導入時のポイントについて解説します。 あわせて、映像共有・通話・録画を1台で行える超小型ウェアラブルカメラ「LiveOn Nano」を、保育現場でどのように活用できるのかもご紹介します。

保育現場で見守りカメラが求められる理由

保育現場で見守りカメラというと、「不審者対策のための設備」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

もちろん、防犯は大切な役割のひとつです。

門や玄関、駐車場などを撮影しておけば、施設周辺の状況を確認できるだけでなく、トラブルが発生した際に当時の様子を振り返ることもできます。

一方で、カメラの活用範囲は防犯だけではありません。

たとえば、園児が転倒したときや、ヒヤリハットが発生したとき。

職員の記憶や口頭での報告だけでは、「そのとき何が起きていたのか」を細かく確認することが難しい場合があります。

映像が残っていれば、園児の動きや周囲の状況などを振り返り、事故の原因や再発防止策を考えるための材料として活用できます。

また、保護者へ状況を説明する際にも、まず職員側で映像を確認することで、当時の状況を整理しやすくなります。

カメラは、保育士に代わって園児を見守るものではありません。

日々の保育を支え、「何かあったときに確認できる手段を増やす」という位置づけで活用することが大切です。

固定型カメラとウェアラブルカメラは何が違う?

見守りカメラを検討するときに、まず知っておきたいのが固定型とウェアラブル型の違いです。

それぞれ得意な場面が異なるため、「どちらが優れているか」ではなく、「どのような場所で、何を確認したいのか」で考える必要があります。

固定型カメラは決まった場所の見守りに向いている

固定型カメラは、保育室や出入口、廊下など、決まった場所を継続的に確認するのに適しています。

施設への人の出入りを確認したい場合や、特定の場所を常時撮影したい場合には使いやすい方法です。

一方で、撮影できる範囲はカメラを設置した場所によって決まります。

遊具の裏などカメラから見えにくい場所ができたり、散歩や遠足といった園外活動では利用できなかったりする点は、固定型ならではの課題です。

ウェアラブル型は「人と一緒に動ける」のが特徴

ウェアラブルカメラは、保育士が身につけて使用します。

そのため、園庭や散歩、公園など、職員と園児が移動する場面でも映像を記録できます。

小型の端末であれば、園児と手をつないだり、抱っこしたりしながら使用できるのもメリットです。

固定型カメラをウェアラブル型へ置き換える必要はありません。

たとえば、園内の出入口や保育室は固定型で確認し、散歩や園庭活動など移動を伴う場面ではウェアラブル型を活用するなど、それぞれを補完する使い方も考えられます。

2026年の保育現場で求められる安全管理とICT活用

保育現場では、園児の安全確保がより重要になる一方で、人手不足や職員の業務負担も大きな課題になっています。

「安全対策は強化したい。でも、現場の業務をさらに増やすのは難しい」

そんな悩みを抱える施設もあるのではないでしょうか。

そこで活用が進んでいるのがICTです。

これまで保育ICTというと、登降園管理や連絡帳などの業務効率化が中心でしたが、最近では安全管理や職員間の情報共有を支えるツールとしても活用の幅が広がっています。

たとえば、現場の映像を離れた職員へリアルタイムで共有できれば、電話や口頭だけでは伝わりにくい状況も把握しやすくなります。

特に園庭や園外活動など、職員同士が離れている場面では、「今、何が起きているのか」をすぐ共有できることが連携のしやすさにつながります。

安全計画を日々の運用につなげる

保育所などでは、2023年4月から安全計画を策定し、それに基づいた安全確保の取り組みを行うことが求められています。

さらに2026年7月からは、安全計画の策定や、計画に基づく研修・訓練、保護者への周知などが適切に行われていない場合を対象とした減算制度も始まっています。

とはいえ、「計画は作ったものの、日々の保育の中でどう実践すればよいのか」と悩むこともあるでしょう。

大切なのは、計画を作るだけで終わらせず、現場での情報共有や研修、振り返りにつなげていくことです。

カメラやインカムなどのICT機器が安全計画そのものに代わるわけではありませんが、園外活動中の状況共有や、ヒヤリハット発生後の振り返りなど、日々の安全管理を支える手段として活用できます。

LiveOn Nanoでできる3つのこと

固定型カメラでは確認しにくい、園庭や散歩などの場面。

「その場にいる保育士の目線を、離れた場所にいる職員とも共有できたら」と感じることもあるかもしれません。

そうした移動を伴う現場での情報共有を支えるのが、超小型ウェアラブルカメラ「LiveOn Nano」です。

LiveOn Nanoは約80gの小型ボディに、映像共有・音声通話・録画の機能を備えたカメラ付きインカムです。

胸元などに装着できるため、両手を使ったまま、現場の映像を離れた場所へ共有できます。

またLTE通信に対応しているため、施設内のWi-Fiが届きにくい園庭や、散歩などの園外活動でも利用しやすい点が特徴です。

では、保育現場では具体的にどのような使い方が考えられるのでしょうか。

1.園庭や散歩中の状況をリアルタイムで共有する

保育現場では、室内だけでなく園庭や散歩、公園など、さまざまな場所で園児を見守る必要があります。

こうした移動を伴う場面では、固定型カメラを使うことはできません。

LiveOn Nanoを保育士が身につけていれば、その場の映像を離れた職員へリアルタイムで共有できます。

たとえば、散歩中に園児が転倒した場合。

現場の保育士は目の前の園児への対応を優先しながら、離れた職員にも映像で状況を伝えることができます。

職員室や法人本部などの受け手側も、現場の様子を見ながら必要な対応を検討しやすくなります。

ウェアラブルカメラですべての死角をなくせるわけではありませんが、固定カメラでは確認できない「人が移動する場面」の状況共有を補えることが大きな特徴です。

2.映像とインカムで職員間の連携を支える

園庭や園外活動中に、

「応援を呼びたい」
「職員室へすぐ状況を伝えたい」

という場面もあるでしょう。

LiveOn Nanoは、映像共有に加えてインカムとして音声通話ができます。

そのため、「園児が転倒した」「体調が悪そう」といった状況を、言葉だけではなく映像と一緒に伝えられます。

現場の保育士が園児への対応を続け、別の職員が応援を手配したり、必要に応じて保護者への連絡準備を進めたりするなど、役割を分担しやすくなります。

また、LiveOn Nano本体は約80gと小型・軽量です。

園児を抱っこしたり、しゃがんだり、一緒に動いたりする保育現場では、両手を塞がずに使えることも重要なポイントになります。

3.録画映像をヒヤリハットの振り返りに活用する

LiveOn Nanoでは、その場の映像を共有するだけでなく、録画した映像を後から確認できます。

ヒヤリハットが発生した際、口頭や文章だけの報告では、園児の動きや周囲の状況まで細かく伝えるのが難しいことがあります。

映像があれば、職員同士で同じ状況を見ながら、

「どこに危険があったのか」
「どのタイミングで対応できたのか」
「次回はどうすればよいのか」

といった点を具体的に振り返ることができます。

新人職員と経験豊富な職員が映像を一緒に確認し、判断のポイントを共有するなど、研修に活用する方法も考えられます。

また、園児がケガをした場合など、保護者へ状況を説明する必要がある場面でも、まず職員側で映像を確認することで、当時の状況を整理する参考になります。

ただし、映像にはほかの園児や職員が映り込んでいる可能性があります。

録画があるからといって、そのまま外部へ提供できるとは限りません。映像の閲覧や提供については、あらかじめ施設内でルールを決めておくことが重要です。

見守りカメラを導入する前に確認したいポイント

見守りカメラやウェアラブルカメラは、安全管理や情報共有を支える便利なツールです。

ただし、機器を導入するだけで十分というわけではありません。

誰が・どこで・何のために使うのか。

実際の運用まで決めておくことが、導入後に無理なく活用するためのポイントです。

撮影範囲とプライバシーへの配慮

カメラ映像から特定の個人を識別できる場合、その映像は個人情報として適切に取り扱う必要があります。

特にウェアラブルカメラは、保育士と一緒に移動するため、「どこでは撮影しないのか」も明確にしておく必要があります。

たとえば、更衣室やトイレ周辺など、プライバシーへの配慮が必要な場所では撮影しないといったルールを決めておくことが考えられます。

また、録画映像を誰でも見られる状態にするのではなく、必要な職員だけが閲覧できるようにするなど、アクセス権限の管理も大切です。

保護者や職員への事前説明

新しい見守り体制を導入する際には、保護者や職員への説明も欠かせません。

特にウェアラブルカメラの場合、

「いつ撮影されるのか」
「何のために使うのか」
「映像は誰が確認するのか」
「どのくらい保存されるのか」

といった疑問を持つ方もいるでしょう。

導入目的や撮影する場面、映像の取り扱い方法などを事前に整理し、分かりやすく伝えておくことが重要です。

必要な同意取得の方法についても、施設の運用方針や関係法令、自治体などのルールを確認したうえで検討しましょう。

保存期間や閲覧ルールを決める

録画映像については、「いつまで保存するのか」「誰が見ることができるのか」「必要がなくなった映像をどう削除するのか」などのルールも必要です。

保存期間は全国一律ではなく、利用目的や施設の方針、自治体などのルールによって異なります。

そのため、「長く保存しておけば安心」と考えるのではなく、何のために記録するのかを踏まえて適切な期間を設定しましょう。

事故などが発生した場合の映像をどのように扱うのかも含めて文書化しておけば、実際の運用時にも判断しやすくなります。

固定型とウェアラブル型、それぞれの特徴を活かした見守りへ

保育現場では、保育室だけでなく、園庭や散歩、遠足など、さまざまな場所で安全管理が求められます。

だからこそ、「どのカメラが一番高性能なのか」だけで選ぶのではなく、自園で何に困っているのかを整理することが大切です。

出入口や保育室などを継続的に確認したいのであれば固定型カメラ。

園庭や散歩など、保育士が移動する場面の情報も共有したいのであればウェアラブルカメラ。

それぞれ得意な場面が異なります。

LiveOn Nanoは、約80gの小型ボディに、リアルタイム映像共有・音声通話・録画といった機能を備えています。

特に、固定カメラではカバーしにくかった「人が動く現場」の状況を、離れた職員とも共有できることが特徴です。

まずは、

「固定カメラでは確認できていない場所はないか」
「園外活動中の職員間連携で困っていることはないか」
「ヒヤリハットが起きたとき、十分に振り返れる体制になっているか」

といった現場の課題を洗い出してみてはいかがでしょうか。

そのうえで、固定型とウェアラブル型、それぞれの特徴を活かした見守り体制を検討していくことが、安全管理を見直す第一歩になります。

「LiveOn Nano」について詳しく

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著者情報

ジャパンメディアシステム株式会社

ジャパンメディアシステム株式会社は、ビジュアルコミュニケーションシステム「LiveOn」を提供し、Web会議・遠隔作業支援・遠隔相談などの領域で、企業や自治体・官公庁のコミュニケーションを支援しています。

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