無料/有料のWeb会議・テレビ会議の導入比較・メリットデメリット

昨今、「会議システム」と呼ばれる製品は数多く登場しています。テレビ会議やWeb会議、無料のコミュニケーションツールなど、様々な特徴を持つ多様な製品がリリースされている中、どのような基準でシステムを選定すればよいのでしょうか?

ここではWeb会議システムLiveOnと、テレビ会議・その他有料・無料のWeb会議システムとの比較やメリット・デメリットなどをご紹介します。

1.徹底比較!LiveOnとその他Web会議システムとの違いとは?

「Web会議システム」について

Web会議とは、離れた拠点とインターネットを通じて映像・音声のやり取りや、資料の共有などを行うことができるコミュニケーションツールのことを指します。

従来のテレビ会議システムとは違い、高価な専用機器を必要とせず、インターネット環境とPCやモバイル端末(スマートフォン、タブレット端末)があれば場所を選ばず世界中どこからでも接続することができます。

Web会議システム 有料版(LiveOn)と無料版のメリット・デメリット

無料版と有料版の違いとは、具体的にどのような点があるのでしょうか。

まず、無料版はビジネス用途以外の一般ユーザーも多数利用するため、セキュリティ面の脆弱性が指摘されている場合があります。また、接続可能拠点数や利用時間に制限が設けられている場合がほとんどです。音声品質の面でも、音の途切れなどのトラブルも想定されるため、重要な会議などを行うビジネスシーンにおいては有料版の利用がおすすめです。


適用規格 有料版 無料版
メリット
  • 無料の製品と比べて、音質や画質、通信の安定など、品質が良い
  • 会議や研修などに対応できる機能が豊富に搭載されている
  • 訪問、電話、メールなどのサポート対応が手厚く、導入後も安心して使用できる
  • 費用が掛からない
  • 無料なので手軽に始められる
デメリット
  • 費用が掛かる
  • 音声の途切れや遅延など品質が安定しない
  • セキュリティ面が脆弱な場合が多い
  • 個人利用を目的にしている場合が多く、複数拠点で接続できない
  • サポート対応がなく、トラブル発生時は自力で対応する必要がある

無料のWeb会議ツールはリスクあり!ビジネスに適した有料Web会議システムとの比較

さらに詳しく!LiveOn vs 他社有料Web会議 vs 無料会議システム・ツールで比較

LiveOn vs 他社有料Web会議 vs 無料会議システム・ツール

  LiveOn 他社有料
Web会議システム
無料会議システム・
ツール
音質 CDと同等の48KHzの高音質 ラジオ並みの音質(8~16KHz程度)が多い ラジオ並みの音質(8~16KHz程度)が多い
安定性 独自の圧縮技術を搭載。
多拠点接続時や回線状況の悪い海外でも途切れや遅延が圧倒的に少ない。
多拠点接続時や海外との接続時には音声の途切れや遅延が発生し、実務レベルでの利用が難しい。 基本的に1対1を想定しているため、多拠点での接続に耐えられるだけの安定性はない。1対1であっても音声の途切れや遅延が発生し、安定性に欠ける。
操作性 ログインから入室までわずか2クリック。
シンプルな画面構成と分かりやすいアイコン配置で、どなたでも簡単に利用可能。
画面構成や機能のアイコンが複雑で操作に慣れるまでに時間が掛かる。 使用するためにはソフトのインストールが必要。操作に慣れるまでに時間が掛かる。
料金体系 LiveOnの利用料は定額制。
安価な費用で、利用頻度や時間を気にすることなく利用可能。
従量課金や会議室単位で課金され、ランニングコストが高額になる。 無料
会議開催 会議室はいくつでも自由に作成が可能。
複数の会議を同時に開催することができ、柔軟に利用することができる。
会議室はひとつしか持つことができず、複数の会議を同時に開催することができない。 「会議室」という概念がなく、呼び出した相手としか接続ができない。
セキュリティ AES(Rijndael)によるセキュアな通信。暗号化レベルは256ビットに対応。
さらに「独自の通信プロトコル」のため、セキュリティが強固。
有料版なので基本的にはセキュリティ対策がしっかりと取られていることが多いが、暗号化されているのはWEBページのみの場合などもあり、メーカーによって差がある。 P2P通信なので、接続しているクライアントから どういったファイルがいつ送られてくるか わからずセキュリティ面が脆弱。ウィルス感染や情報漏洩のリスクがある。

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2.徹底比較!Web会議システムとテレビ会議システムの違い(メリット・デメリット)とは?

会議システムは大きく分けて、専用機器を必要とせずインターネット回線とPCを用いて接続する「Web会議システム」と専用機器や専用回線を用いて接続をする「テレビ会議(ビデオ会議)システム」に分類されます。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、Web会議システムなら会議や打合せ以外の多様な用途に利用することができ、誰もが手軽に簡単に使えることなど、様々なメリットがあります。費用面・性能面・運用面など総合的に考えると、ソフト型のWeb会議システムをお勧めします。

Web会議システムのメリット

さらに詳しく!Web会議 vs テレビ会議(ビデオ会議)で比較

Web会議 テレビ会議

インターネット回線をつないだPCやスマートフォン・タブレットなどで運用する安価なシステムです。

簡易な機器で接続ができ、使用場所が会議室に限定されないため、会議以外でも研修やセミナー配信、社内外のイベント、BCP対策など様々な用途に利用できます。

専用機を必要とする高価なシステムです。利用用途は会議を想定して作られており、お互いの拠点でテレビ会議(ビデオ会議)設置場所に集まって会議を行う運用方法です。

開発元が行う有償の説明会に参加した専門の管理者が運用します。

導入に必要な作業の比較
カメラ・マイクなどのセットアップとインターネットに接続できる端末があればOK! 設置作業・工事、運用方法などの説明会への参加(有償)
費用面の比較
安価 高価
ご利用シーンの比較
場所も選ばず、いつでも、どこでも利用可能
PCだけでなくスマートフォン・タブレット端末からも利用可能で、会議以外の色々な用途にも対応可能

  • 固定の専用機が不要なので、拠点やユーザが増えても拡張性に優れている
  • 会議以外にも面接や商談、サポート業務などにも利用できる
専用会議室での利用、利用したいときに利用できない場合あり

  • 画面が固定されている
  • 会議向け画面(画面構成のパターンも自由に変更できない)
  • 会議室に固定するため設置会議室の予約が必要
  • 拠点が増えても迅速な構築、対応が難しい
  • 会議以外での利用は少ない
操作性の比較
だれでも簡単操作
機能が豊富なうえ、すべてがアイコン化されているため、簡単に利用することができる。

専門の管理者がいなくても運用が可能。
専門の管理者が運用
主に専用リモコンを使用し操作。運用は専門の管理者が必要。

導入時に有償の説明会を受ける必要有り。

機能面の比較
映像、音声のほかにも、資料共有機能などの便利な機能が標準装備 基本的には映像・音声のみ
メンテナンスの比較
自動アップデートで常に新しいバージョンを利用可能

  • 月額、もしくは保守内でバージョンアップ
  • ソフトのため劣化もせず、常に新しいバージョンを利用することが可能
  • 特別な操作無しで自動アップデート
故障修理やアップデートに時間がかかる

  • 機器が故障した際の時間がかかる
  • 専用機なので劣化、陳腐化は免れない。
    (保守を結んでいない場合は、高額な費用が発生する。)

3. 「会議システム」の選定基準について

ここまでご紹介したとおり、Web会議・テレビ会議(ビデオ会議)、有料版・無料版など、「会議システム」と呼ばれる製品は数多く登場しています。それでは、数ある会議システムの中からどのように製品を選定すればよいのでしょうか。ここでは会議システムの選定基準についてご紹介します。

WEB会議・テレビ会議システムを選ぶポイント(注意点)の詳細はこちら

選定ポイント

どのような環境下でも安定して接続ができるかどうか

遠隔での会議において、音声が途切れてしまったり遅延したりしてしまうと、スムーズなコミュニケーションを実現することができません。
そのため、会議システムを選定するうえでは、接続する環境(有線LAN環境、Wifi環境など)や接続する拠点数に関わらず、どのような状況でも安定して通信できるかどうかという点が選定基準において一番重要なポイントとなります。

LiveOnは完全自社開発製品であり、独自技術である自動帯域制御機能とジッタバッファ制御機能を採用し、不安定なネットワーク環境でも途切れや遅延を回避し、高い品質を保持することができます。

Web会議は高画質・高品質へ 進化するウェブ会議システム

誰でも簡単に使えるかどうか

導入をしても、接続に時間が掛かったり操作が難しかったりすると社内での利用頻度が上がらず費用対効果を出すことが難しくなります。
そのため、いかに簡単に使えるか、ということも重要な選定基準のひとつです。

LiveOnはシンプルで直観的なインターフェイスを採用しており、ログインからわずか2クリックで会議をスタートすることができます。

“簡単に使える”ことが導入の決め手に!

想定している用途に対応する機能が搭載されているかどうか

最近は会議以外の用途で会議システムを活用するケースが増えています。
例えば研修の配信や朝礼や入社式などのイベント配信、テレワーク、取引先様との商談、現場との遠隔支援ツールなどその利用用途は多岐に渡ります。
そのため、導入する会議システムが想定している用途に対応できるか・拡張性があるかどうか、という点も加味して検討をする必要があります。

LiveOnは会議以外の多様な活用シーンに対応できる機能を多数搭載しています。
使用場所やシーンを選ばずに使える拡張性があるため、業務効率化や働き方改革を実現するコミュニケーションツールとして幅広く活用することができます。

Web会議システム便利機能ランキング

想定している用途に対応する機能が搭載されているかどうか

選定に際しての重要な材料のひとつとなるのが「価格」です。高機能でハイクオリティな製品であるに越したことはありませんが、それが非常に高額な場合、会議システムの導入によって削減できるコストと投資した費用が見合わなくなってしまいます。

また、逆に安さだけを重視し、「品質」や「機能」などをないがしろにしてしまうと、導入後に満足に使用することができず、結局導入に掛けた費用が無駄になってしまった、というケースもあります。そのため、製品を選定する際は、費用対効果を得られる価格であるかを確認することが大切です。

Web会議で得られる「コスト削減」効果

セキュリティ対策が万全かどうか

ビジネスシーンで使用する会議システムの場合、会議の中で機密資料や個人情報を扱うこともあります。そのため、セキュリティ対策がしっかりと施されているかが非常に重要です。通信データが暗号化されているか、AESやSSLといった強固な暗号化アルゴリズムを採用しているか、などが選定の際のポイントとなります。

セキュリティ対策と注意点

クラウド(ASP)型とオンプレミス(イントラパック)型を比較

  クラウド(ASP)・SaaS型 オンプレミス(イントラパック)型
コスト サーバーが不要なので、初期導入コストが安価 自社でサーバーを用意する必要があるため初期導入コストがクラウド(ASP)型より高額になる
ただし、長期的に利用する場合や導入規模によってはコストメリットが出る場合もあり
導入スピード 契約後、すぐに利用が可能 サーバー構築などの作業が必要
セキュリティ サービス提供会社のセキュリティポリシーに依存する 自社のネットワーク内にサーバーを設置するので自社のセキュリティーポリシーに合わせた環境で利用できる
メンテナンス サーバー等の管理の必要がないため手軽に利用できる 自社内でサーバー等の管理が必要
社外からのアクセス 招待機能などで社外の方ともWeb会議を行うことができる 社外からのアクセスを想定したネットワーク構築が必要
カスタマイズ 基本的にパッケージ製品なので、カスタマイズはできない場合が多い 社内システムとの連携や画面レイアウトなど要望に応じて柔軟なカスタマイズが可能

4. Web会議・テレビ会議システムの選定基準を導入事例で紹介

有料版や無料版など様々な製品があるWeb会議・テレビ会議(ビデオ会議)システム。ここでは、実際に複数の製品を検討・検証し、製品選定を行った企業の事例をご紹介します。

よくある質問

QWeb会議システムとはどのような製品ですか?
AWeb会議システムとは、パソコンやスマートフォン・タブレット端末とインターネット回線を用いて、リアルタイムで映像・音声のやり取りや資料の共有などを行うことができるコミュニケーションツールです。専用機を必要としないため、会議室はもちろんのこと、自席や外出先・移動中の車内など、場所を選ばずに利用することができます。
Q無料の製品と有料の製品の違いは何ですか?
A簡易的な利用であれば無料の製品でも利用することはできますが、ビジネス用途以外の一般ユーザーも利用することが多いため、セキュリティの脆弱性などが指摘されている場合があります。重要な会議や機密情報などを取り扱うこともあるビジネスシーンにおいては、有料の製品が安心して利用できます。また、通信品質や機能面、サポート面などにおいても、有料版の製品の方が充実しています。
Qテレワークやオンライン商談など、会議以外の用途でも活用できますか?
Aもちろん利用可能です。インターネット回線があればどこからでも接続することができるので、自宅やサテライトオフィスなど、会社以外の場所でも利用することができます。働き方改革の一環や感染症対策などで、場所にとらわれない多様な働き方が一般的となっており、テレワークやオンライン商談・オンライン面接などあらゆる業務シーンで活用できるのがWeb会議システムです。
Q導入前に自社の環境でトライアルすることは可能ですか?
ALiveOnでは14日間の無料トライアルをご提供しています。正規版と全く同じ機能で導入前に自社の環境でお試しいただくことが可能です。導入前に品質や使用感を確認することができるので、安心して導入を進めることができます。

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