店舗に防犯カメラを設置するメリットは?設置する流れも解説

投稿日:2026/05/28
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店舗に防犯カメラを設置するメリットは?設置する流れも解説

多くの小売店・飲食では、万引きや従業員同士のトラブルへの対策として防犯カメラの設置が進んでいます。しかし、店舗の経営者様のなかには、「本当に効果があるの?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、店舗に防犯カメラを設置するメリットをお伝えしたのち、設置する際の注意点や流れを解説します。来店客や従業員が快適に過ごせる店舗をつくるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

目次

店舗に防犯カメラを設置するメリット

まずは、店舗に防犯カメラを設置することで得られる3つのメリットをお伝えします。

店舗に防犯カメラを設置するメリット

  • 犯罪を未然に防げる可能性がある
  • トラブルの原因や不正の証拠を記録できる
  • マーケティング活動に役立つ

犯罪を未然に防げる可能性がある

店舗に防犯カメラを設置する最大のメリットは、犯罪抑止につながることです。

飲食店・小売店では、万引きや従業員の不正などが行われる場合があります。こうした犯罪行為は店舗に大きな損害をもたらすため、未然に防ぐための対策が欠かせません。

防犯カメラを設置すれば、万引きや不正を行おうとしている人に「誰かに見られているかもしれない」と意識させることができます。この心理的な効果によって、犯罪を未然に防げる可能性があるのです。

トラブルの原因や不正の証拠を記録できる

防犯カメラは、トラブルの原因や不正の証拠などを映像に残せます。そのため、店内で何かしらの問題が発生しても、映像を確認することで解決の糸口を見つけられる可能性があります。

また、トラブルや不正が事件化した場合は、警察から現場検証のために情報提供を求められるケースも少なくありません。その際も、防犯カメラの映像は有力な客観的証拠として提出できます。

マーケティング活動に役立つ

防犯カメラはセキュリティ対策だけでなく、店舗のマーケティング活動にも役立ちます。

防犯カメラの映像では、来店客の属性や店舗が混雑する時間帯などを把握できます。こうした情報を分析し、店舗運営の効率化に活かせれば、売上や顧客満足度の向上につながるでしょう。

店舗の防犯カメラの主な設置場所

では、防犯カメラは店舗のどこに設置するのが効果的なのでしょうか。ここでは、飲食店・小売店における防犯カメラの主な設置場所をご紹介します。

店舗の防犯カメラの主な設置場所

  • 出入り口・裏口
  • レジ周り
  • ホール(客席)
  • バックヤード
  • 駐車場

出入り口・裏口

店舗の出入り口や裏口の付近に防犯カメラを設置するのは、非常に有効です。来店客や従業員の出入りをすべて記録できるため、店内で万が一トラブルが起こった際に、その原因となった人物を特定しやすくなります。

また、防犯カメラを出入り口や裏口の目立つところに設置しておけば、万引きや不法侵入、いたずらなどの抑止にもつながります。

レジ周り

多くの飲食店・小売店では、レジ周りにも防犯カメラが設置されています。レジ周りは店舗の売上を管理する場所であり、金銭を巡るトラブルが発生する可能性があるためです。
会計ミスや釣銭の渡し間違い、盗難などが起きた際に、防犯カメラの映像があればその後の対応を判断しやすくなります。

トラブルを解決するための証拠をきちんと撮影できるよう、レジ周りの防犯カメラは、従業員の手元や接客の様子を確認できる画角で設置しましょう。

ホール(客席)

ホール全体が映るように防犯カメラを設置すれば、もし店内でトラブルが起きてもすぐに状況を把握できます。来店客による置き引きや迷惑行為、備品の破損などが発生した場合でも、迅速に対応できるでしょう。

またホールの映像からは、マーケティング活動に役立つ情報も得られます。来店客の属性や滞在時間、店舗の混雑状況などを確認し、店舗運営の効率化を目指せる点は、ホールに防犯カメラを設置する大きなメリットといえます。

バックヤード

バックヤードは、出入り口やホールなどと比べて人通りが少ない場所です。そのため、トラブルが起きた場合に状況を把握しづらいことがあります。
内引きや従業員同士のトラブルなどに備えたいのであれば、バックヤードにも防犯カメラを設置しましょう。

駐車場

店舗に併設されている駐車場にも、防犯カメラを設置することをおすすめします。

駐車場では、車上荒らしや当て逃げ、不法駐車などのトラブルが起こりえます。万が一こうしたトラブルが発生した場合でも、駐車場の防犯カメラの映像があれば、事態を解決する手がかりをつかめるかもしれません。
また、防犯カメラの存在が迷惑行為の抑止力となることも考えられます。

店舗に設置する防犯カメラを選ぶ際に確認したいポイント

続いて、防犯カメラを選ぶうえで必ず確認しておきたいポイントをお伝えします。

店舗に設置する防犯カメラを選ぶ際に確認したいポイント

  • 設置場所や用途
  • 機能や性能
  • 接続方式
  • 形状
  • データの保存方法
  • 設置費用

設置場所や用途

まずは、防犯カメラの設置場所や用途を明確にしておきましょう。なぜなら、設置場所や用途によってカメラの選び方が異なるためです。

たとえばレジ周りに設置する防犯カメラは、防犯だけでなく、金銭を巡るトラブルの対策としても役立ちます。そのため、従業員の手元をきちんと確認できる画質であることが不可欠です。
またホールやバックヤードに設置するのであれば、空間全体を撮影できる画角の広いカメラを選ぶとよいでしょう。

機能や性能

店舗に設置する防犯カメラを選ぶ際は、カメラの機能や性能も確認しておきたいところです。主に注目したいポイントとしては、以下のものが挙げられます。

防犯カメラの機能や性能

機能や性能 内容
録音機能 映像だけでなく音声も記録できる機能
夜間撮影 暗い場所でも撮影できる機能
遠隔監視 遠隔地から防犯カメラの映像を確認できる機能
検知機能 動いているものを検知したときに知らせてくれる機能
広角撮影機能 広範囲を撮影できる機能
ズーム・フォーカス機能 映像の拡大とピントの調節ができる機能
画質・フレームレート 映像の解像度や滑らかさに関する性能
防水・防塵 砂ぼこりや雨に対する耐久性

用途に合わせて、必要な機能や性能を備えているカメラを選ぶことが大切です。

接続方式

防犯カメラの接続方式には、「有線接続」と「無線接続」の2種類があります。

有線接続とは、防犯カメラとレコーダーをコードで直接つなぐ方式です。接続が安定しており、映像が乱れにくいというメリットがある一方、カメラの設置に際して配線工事が必要になるというデメリットもあります。
対して無線接続とは、防犯カメラとレコーダーをワイヤレスでつなぐ方式です。カメラの設置時に配線工事は不要ですが、有線接続と比べると映像の安定感に欠ける傾向にあります。
それぞれのメリット・デメリットを比較したうえで、どちらの接続方式がよいのかを判断しましょう。

形状

カメラ本体の形状も、防犯カメラを選ぶうえで確認しておきたいポイントです。代表的な形状としては、以下の3種類が挙げられます。

防犯カメラの代表的な形状

形状 特徴
ボックス型 細長いボックス型
外観でも撮影している方向がわかりやすい
レンズを交換できる製品が多い
ドーム型 半球状のドーム型
外観からでは撮影している方向がわかりにくい
画角が広い製品が多い
PTZ型 やや縦長のドーム型
外観からでは撮影している方向がわかりにくい
撮影する方向や映像の倍率を遠隔で調整できる

設置場所や用途に応じて使い分けましょう。

データの保存方法

防犯カメラのデータの保存方法は、「レコーダー保存」と「クラウド保存」の2種類に分けられます。前者は撮影した映像をレコーダーやSDカードなどに保存する方法、後者はインターネット上のクラウドに保存する方法です。
それぞれのメリット・デメリットは次の通りです。

防犯カメラのデータの保存方法とメリット・デメリット

メリット デメリット
レコーダー保存
  • インターネット環境がなくてもデータを保存できる
  • クラウドサービスの終了によるデータの喪失を防げる
  • 高画質でデータを保存できる傾向にある
  • 記録媒体を設置するスペースが必要となる
  • 衝撃や水漏れなどの要因でデータを喪失するリスクがある
  • データ容量を増やすには記録媒体を購入し直す必要がある
クラウド保存
  • 物理的な記録媒体を用意する必要がない
  • 記録媒体が損傷してデータを失うリスクがない
  • データ容量を柔軟に調整できる
  • インターネット環境が必須である
  • クラウドサービスの提供が終了するリスクが伴う
  • 通信環境の影響で画質が荒くなる場合がある

以上の内容を踏まえて、どちらの保存方法が自店舗に適しているのかを判断してみてください。

設置費用

店舗に防犯カメラを設置する際は、さまざまな費用がかかります。選んだ防犯カメラの種類によって発生する費用は異なりますが、主にカメラの本体代や配線工事の費用、クラウドサービスの利用料などがかかるでしょう。
「防犯カメラの設置費用が思いのほかかさんでしまった……」と後悔しないためにも、事前に見積もりを取ってトータルコストを把握しておくことが大切です。

店舗に防犯カメラを設置する際に注意したいこと

次に、店舗に防犯カメラを設置する際の2つの注意点について解説します。カメラを設置したあとでトラブルにならないよう、それぞれ確認していきましょう。

個人情報の保護やプライバシーへの配慮を行う

防犯カメラを設置するのであれば、個人情報の保護やプライバシーへの配慮を徹底する必要があります。

防犯カメラの映像には、個人情報が映り込む可能性があります。店内にカメラを設置すること自体は問題ありませんが、来店客や従業員のなかには快く思わない方もいるかもしれません。何も周知せずに防犯カメラを設置した場合、個人情報やプライバシーを巡るトラブルに発展することも考えられます。
店舗に防犯カメラを設置する際は、その旨を出入り口付近の張り紙やホームページで周知する配慮が不可欠です。

店舗の雰囲気に合うものを選ぶ

店内に防犯カメラを設置する際は、内装の雰囲気に合う形状のものを選ぶことが重要です。内装にミスマッチな防犯カメラを設置すると、店内の雰囲気を損なってしまうおそれがあります。
これを防ぐには、屋外にはひと目で防犯カメラだとわかるボックス型を、屋内には目立ちにくいドーム型を、といった具合にカメラを使い分けるとよいでしょう。

店舗に防犯カメラを設置する際の流れ

防犯カメラの設置は、専門業者に依頼することが一般的です。その場合の設置までの流れは以下の通りです。

専門業者に防犯カメラの設置を依頼する場合の一般的な流れ

  1. 問い合わせ
  2. 用途や予算などのヒアリング
  3. 現地調査
  4. 契約
  5. 設置工事
  6. 引き渡し

納得のいく内容で契約するためにも、事前のヒアリングでは、担当者にこちらの要望をきちんと伝えましょう。
なお業者によっては、無料トライアルやアフターサポートなどを利用できることがあります。防犯カメラの効果や使用感に不安がある経営者様には、こうしたサービスの利用をおすすめします。

店舗に防犯カメラを設置することで、セキュリティ対策やマーケティングの強化などの効果が得られる

防犯カメラは、店舗のセキュリティ対策を強化するのに有効なアイテムです。またカメラの映像からは、来店客の属性や店舗が混雑する時間帯などを把握できるため、店舗運営の効率化にも役立ちます。
プライバシーに配慮しつつ、店舗の雰囲気に合う防犯カメラを設置して、快適な環境を整備しましょう。

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著者情報 著者情報:ジャパンメディアシステム ジャパンメディアシステム

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