IPアドレス(Internet Protocol address) とは
IPアドレスとは、インターネットやイントラネットなどのIPネットワークに接続されたコンピュータや通信機器1台1台に割り振られた識別番号のこと。
インターネット上ではこの数値に重複があってはならないため、IPアドレスの割り当てなどの管理は各国のNIC(ネットワークインフォメーションセンター)が行なっています。
インターネットなどのネットワークは機器間の通信にIP(Internet Protocol)というプロトコル(通信規約)が用いられています。IPアドレスはこのIPで運用されるネットワークにおける個々の通信機器やコンピュータの住所のようなものです。
IPアドレスの定義方法
IPアドレスは、接続されているネットワークでユニークな(重複しない)番号でなければなりません。
(同じネットワーク内に同じアドレス(住所)が存在すると正常に通信が出来ない)
■IPアドレスは32bitで指定される(IPv6の場合は128bit)
※ネットワーク的に分離されていれば同じIPアドレスでも使用可能
IPアドレスの形式
IPには、IPv4とIPv6とがあり、使用するプロトコルの違いにより、IPv4のIPアドレスとIPv6のIPアドレスとがあります。現在広く普及している「IPv4」(Internet Protocol version 4)では、IPアドレスに8ビットずつ4つに区切られた32ビットの数値が使われ、「210.175.○○○.○」といったように、0から255までの10進数の数字を4つ並べて表現します。
次世代のIPv6使用されるIPアドレスは128ビットであり、単純計算で2の128乗、約340澗(かん)、約3.40×1038個のIPアドレスが利用可能になります。
IPアドレスの構成
IPアドレスは32ビットで構成されています。32ビットでひとかたまりというわけではなく、ネットワーク部とホスト部に分けることができます。
対象となる ホストがどのネットワークに所属しているのかという情報を表現しているため、このように構成されています。
IPアドレスの枯渇問題
IPv4は、組み合わせが約43億個に限られており、既に90%以上が割り振り済みで、今後のIPv4枯渇が問題となってきています。
このため、IPv4に変わるIPv6の利用が準備されています。IPv6ではIPアドレスの組み合わせが約340澗個となり、実質無限に近い数のIPアドレスが利用できます。IPv6に移行すれば当分のあいだIPアドレスが足りなくなる心配はなくなると言われています。
ただ、家庭や企業で現在最も使用されているIPアドレスはIPv4アドレスであり、IPv6アドレスの普及にはまだ時間がかかると予想されています。
IPアドレスの種類
IPアドレスは、大きく分けて「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」の2種類に分類されます。
関連用語
プロトコル
「グローバルIPアドレス」
「プライベートIPアドレス」
各種お問い合わせ
Web会議システム LiveOn(ライブオン)お気軽にご相談下さい。
専門スタッフがお客様のご相談にお答え致します。
お電話でのお問い合わせ
- 東京
- 03-5297-5511
- 仙台
- 022-726-5080
- 大阪
- 06-6947-6800
- 札幌
- 011-206-1818
- 名古屋
- 052-202-1233