テレビ会議(TV会議)/ビデオ会議システム とは

テレビ会議(TV会議)/ビデオ会議システム とは

テレビ会議(TV会議)/ビデオ会議システムとは、ISDNや専用線を使用して遠隔地にいる相手と接続し、双方向の画像および音声による会議を行うことで、そのために必要な専用機器などをパッケージ化した製品のことをまたはビデオ会議・ビデオ会議システム、またはテレビ会議(TV会議)システムという。

一般的に、テレビ会議(TV会議)/ビデオ会議システムは、必要な機器がパッケージ化されて提供されており、コンソールにリモコン付きのカメラやマイクスピーカーなどが付属しています。コンソールには必要なインタフェースが全て装備されており、制御用コンピュータやコーデックが内蔵されています。
また、専用線を使用し3地点以上の複数地点と結ぶ場合は一般に「多地点接続装置(Multipoint Control Unit、MCU)」を使って通信を行います。(システムによっては、MCUを使用せずに複数地点との接続を実現できる場合もあります。)
これは複数の発信地からの信号を中継する装置で、各地点からMCUに接続するか、MCUから会議参加予定地点に順次接続します。MCUは独立した機器の場合とテレビ会議(TV会議)システムに組み込まれている場合もあります。

これとは対照的に、専用機器を必要とせず、汎用パソコンや市販のWebカメラ、インターネット回線を使用するものは「ウェブ会議・Web会議システム」と総称されています。
LiveOnは、このウェブ会議・Web会議システムにあたります。

テレビ会議(TV会議)/ビデオ会議システムの仕組み

テレビ会議/ビデオ会議システムでは、データを一旦圧縮しそれをネットワーク回線にのせて送信します。そしてそのデーターを相手側のシステムで解凍しています。そのため、映像や音声の品質は回線の速度や圧縮技術に依存します。
圧縮方式には大きく分けて、「可逆圧縮方式」と「非可逆圧縮方式」の2種類が存在します。可逆圧縮方式では、圧縮されたデータを復号すれば圧縮前のデータを完全に復元することができます。それに対して非可逆圧縮方式では、多少のデータの欠落を許容する代わりに劇的に圧縮効率を高めた圧縮方式のことです。画像や音声・映像は文書ファイルなどと異なり、多少のデータ欠損があっても意味が変わることはなく、人間が感じることができない部分の情報を間引いて圧縮しても不自然ではありません。そのため、画像や音声・映像などの圧縮でよく使われています。
テレビ会議/ビデオ会議システムでは、可逆圧縮方式と非可逆圧縮方式の両方を組み合わせています。動画の中で変化のあった部分だけを送信し、変化のない部分のデータは削除して送信する差分送信が行われています。

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