フレームレート(frame rate) とは
フレームレート(frame rate) とは、動画の再生において、1秒間に何回画面を書き換えることができるかを表す指標のこと。
1秒あたりの数値で表し、単位はfps(frame per second)で表されます。例えば、フレームレートが30fpsの場合、1秒間に30回描画が行なわれます。この数値が高いほど被写体の動きが滑らかな動画が記録されます。逆にこの数値が低いと、被写体の動きはカクカクとした動きになります。
人間の目は22fpsを超えたところで、動画と錯覚するとされており、15fps程度だとコマ落ちしていることが認識できるので、滑らかな動画には見えないとされています。
綺麗で滑らかな映像を流したい・記録したいという場合、このフレームレートは大変重要になってりますが、この数値が高くなるとそれに伴いファイルサイズも大きくなってしまいます。
通常、映画の場合は24fps、テレビやビデオの場合は30fpsの規格が決められています。
動画エンコードでは、1秒あたりのビットレートは決まっているため、フレームレートを上げれば画像の数が増え、動きが滑らかになる一方で、1フレームあたりに割り当てられるデータ量は減るため画質は落ちます。
逆に、フレーム数を下げると画像の数が減る分、動きの滑らかさは多少鈍りますが、1フレームあたりに多くのデータ量を割り当てることになるため画質を向上させることができます。
LiveOnのフレームレート
LiveOnでは、最大30フレームまで対応しており、各クライアントごとに環境設定・映像タブよりフレーム数の設定・調整が可能です。
設定可能なフレーム数は、「1、5、10、15、20、25、30フレーム/秒」の7パターンとなります。初期設定値は「15フレーム/秒」で設定されています。
通常の会議であれば映像に動きがほとんどない場合が多いため、15フレーム/秒の設定でも違和感のない映像でご利用いただけます。
フレーム数が大きいほど滑らかな映像でWeb会議を行っていただくことが可能ですが、接続拠点数やご利用のPC端末のスペック、インターネット回線状況に応じて柔軟に変更することを推奨しています。
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