導入事例
小田原ガス株式会社様
- 利用目的
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- 遠隔作業支援
- 業種
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- インフラ
- 社員規模
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- 100~500名
- 利用サービス
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- LiveOn Wearable
- LiveOn RecX
ボディカメラ+社用スマホのハイブリッド運用で、
「いつでも・どこでも・誰でも」遠隔立ち会い
従来は専用ボディカメラでしか対応できず、台数や使える現場が限られていた遠隔立ち会い
LiveOnへのリプレイスで、日常の工事は定点カメラで見守り、緊急時は社用スマホからすぐ接続して映像共有・録画まで対応できる運用へ進化
写真左:供給部 供給グループ 設備チーム チームリーダー 乗田知明様
写真中:供給部 供給グループ 設備チーム 三嶋凌成様
写真右:供給部 供給グループ 設備チーム 小林将大様
導入前の課題
- ボディカメラがある現場でしか接続できず、緊急時に映像共有できないことがあった。
- 現場映像の確認は社内PCに限られ、監視・指示をする担当者が事務所から動けなかった。
- 映像・音声が途切れることがあり、結局電話で確認し直す手間が発生していた。
LiveOnで解決!
- 社用スマホからも接続可能に。端末の有無に左右されず、「いつでも・どこでも・誰でも」現場映像の共有・指示・録画まで柔軟に対応可能に。
- PCだけでなくスマホやタブレットでも接続・確認・指示が可能に。移動中や緊急対応の場面でも、遠隔立ち会い(遠隔臨場)を途切れさせずに継続。
- 映像がクリアで音声も安定。現場と管理者が双方向でスムーズに会話でき、電話に切り替えずツール内でやり取りが完結。

導入前の課題
広域エリアに広がる供給工事。立ち会いは半日〜1日になることも
当社は創業113年を迎える都市ガス会社です。小田原市を中心に神奈川県西部で、都市ガスの供給・販売のほか、LPガスや電気の販売も手掛けています。グループ会社では上下水道や空調などの公共工事にも対応し、地域インフラを幅広く支えています。
現場業務の中心となるのが、お客様宅へのガス引き込み工事です。新築時に道路から敷地内へ供給管を引き込み、屋内のガス配管工事までを一貫して担当します。供給エリアは小田原市をはじめ、箱根町、大井町、開成町、二宮町など神奈川県の県西地域に広がっています。
工事自体は協力会社が担う一方で、当社が発注者側として安全や品質を確認する必要があり、以前は社員が現場に立ち会う体制が基本でした。ただ、立ち会いはピンポイントでは終わりません。工事開始から重要工程まで待ち時間が発生し、半日から1日単位で人員が拘束されることもしばしば。人手不足の中、現場到着が遅れてしまうなど協力会社に迷惑をかけてしまう懸念もあり、遠隔で確認できる仕組みづくりが課題でした。
他社製品で遠隔立ち会いは実現したが、パソコン中心・デバイス固定の運用が課題に
人手不足や移動負担の改善をきっかけに、他社のウェアラブルカメラを導入し、遠隔立ち会いを行っていました。
現地にボディカメラを設置し、事務所のPCで常時監視することで一定の効率化はできました。一方で課題も見えてきました。他社のサービスでは現地にボディカメラを1台設置し、会社側はパソコンで確認するという環境が基本で、スマートフォンなど別のデバイスでは利用できませんでした。そのため、「管理する人が事務所に縛られる」「現場では専用カメラが前提のため、緊急時に端末がないと使えない」という課題が浮き彫りに。工事が2カ所同時に進む日もあり、片方のトラブルで現場へ向かうと、事務所に誰もおらず、もう一方の対応ができない、といったケースもありました。
状況に応じて、社員みんなが所持しているスマホも併用できるなどデバイスを使い分けられる環境が必要だと感じていました。
当時は、システムを導入できましたが、現場側・事務所側、どちらもデバイスの自由度が低いことが大きな課題でした。
「LiveOn Wearable」「LiveOn RecX」選定の決め手
ボディカメラ×スマホの使い分けで、状況に応じた柔軟な運用が可能に
既存の遠隔作業支援システムの更新にあたって重視したのは「これまで行ってきた定点監視の運用を継続できること」「スマホでも使えること」でした。これまで行ってきた定点監視の運用を継続できること、さらにスマホでも専用のボディカメラと同等の機能が利用できることが理想でした。また、確認する側においても従来は事務所のパソコンで接続する形が基本でしたが、スマホでも簡単に閲覧できれば、別の現場へ移動中でも状況を確認し、その場で指示が出せます。いろいろなデバイスで使える点は、大きな選定ポイントになりました。
一方で、供給管工事では三脚にカメラを設置し、9時頃から13〜14時頃まで(長い日は約5時間)監視することもあります。長時間の確認が前提となるため、安定して使える専用端末も必要です。スマホとボディカメラを使い分けられる点は、現場の運用に合っていると感じました。


クリアな映像・安定した音声で、電話不要のリアルタイムコミュニケーション
以前のサービスでは、映像がカクついたり、音声が途切れたりする場面もありました。現場の状況を見ながらリアルタイムのやり取りをするには、映像・音声のクオリティがもうひとつだったのです。「LiveOn Wearable」は、映像・音声の質が非常に高く、スムーズにやり取りができ、現場との情報共有の質が上がりました。
カメラさえ接続していれば、電話をかける必要はありません。日差しで現場が見えにくい場合も、その場で角度を調整してもらうなど、映像を見ながら直接音声で指示ができます。現場とのやり取りがウェアラブルカメラだけで完結する点は、大きな評価ポイントでした。


社用スマホで現場映像を撮影・配信しながら、管理者とリアルタイムに会話・指示確認が可能。
やり取り中の映像も「LiveOn RecX」でクラウド録画され、あとから振り返り・共有に活用。
また、JMSのサポート体制も選定の後押しとなりました。代理店とともに定期的にフォローしてくれるため、安心して運用できています。
導入後の効果・感想
遠隔立ち会いの質が向上、緊急時も即対応。安全意識の底上げ効果も
現在はボディカメラ2台・ライセンス6つで運用しています。供給管工事ではボディカメラを三脚に設置して現場を監視します。時間は長い時は約5時間かかります。その間、事務所からはPCやスマホ、タブレットなどで確認をします。加えて、保安部門のガス漏れなど「いつ起きるか分からない緊急対応」では現地作業員のスマホが特に活躍します。あるケースでは、説明会に参加していないメンバーでも、アプリを起動して、その場で現場映像を確認して対応ができました。
協力会社とのやり取りも、ウェアラブルカメラを通じてそのまま完結できるようになりました。指示を出すにも別で電話をかけることなく、映像を見ながら会話ができるため、情報共有がスムーズです。以前は映像や音声が途切れることもありましたが、それも改善され、現場とのコミュニケーションが取りやすくなりました。
さらに、カメラの存在が安全意識にも影響しています。ヘルメットの着用やカラーコーンの設置といった基本動作について、「見られている意識」が働くことで徹底されやすくなったと感じています。遠隔立ち会いは、業務効率化だけでなく、安全管理の強化にもつながっています。

「隣に先輩がいるような安心感」──新人教育にも予想外の効果
特に印象的なのが、新人教育への波及です。新入社員からは「現場での知識はまだまだ乏しいですが、ウェアラブルカメラを装着していると実際に隣に先輩がいてくれるような安心感があります」との声がありました。現場経験が浅い若手社員にとって、現場は分からないことの連続です。以前は先輩が同行してその場で指示する場面が多かったものの、人員が限られる中で常に同行するのは難しい。そこで、現場に三脚でカメラを設置し、映像を見ながら先輩が音声で指示できる体制を構築しました。「近づけてほしい」「角度を変えてほしい」といった具体指示もその場で受けられ、心理的な不安が減って習熟スピードも上がっていくと思います。
「LiveOn Wearable」「LiveOn RecX」を活用した今後の事業展開など
業務効率化にとどまらず、録画機能を活用した教育・保安にも広げたい
限られた人員の中でも、状況に応じてデバイスを選び、遠隔で確認・指示ができる体制は、業務時間の削減と効率化につながっています。若手社員を現場に送り出し、遠隔で支えるといった取り組みも定着しつつあり、監視にとどまらない運用の広がりが見えてきました。
今後は「LiveOn RecX」の録画を教育・保安へ拡大する構想です。年1回のガス漏れ想定訓練では、本部・現地対策本部・現地作業員を複数デバイスで接続し、訓練の様子を録画してPCに保存。参加者が毎年入れ替わる訓練だからこそ、映像を教材として残す価値が高いと感じています。「文字や写真より動画の方が理解しやすい」という実感もあります。現場がさらに慣れてくれば、研修資料作成や振り返りの場面でキャプチャ機能も使えるかもしれません。今後は日常業務でも「まず録画する」という文化を広げ、社内共有と教育や保安の質向上につなげていきたいですね。

お客様プロフィール

- 本社所在地
- 神奈川県小田原市扇町1-30-13
- 社員数
- 104名
- 事業内容
- 小田原市を中心に神奈川県西部エリアで都市ガスの供給・販売を行う。LPガス・電気の販売も展開。グループ会社では上下水道や空調などの公共工事にも対応し、地域インフラを幅広く支える。創業113年。
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