導入事例

導入前の課題

海外・国内の拠点と開催する重要な経営会議、安定した製品であることが必須

DDグループは都内を中心に、全国でカフェ・レストラン・居酒屋や、アミューズメント施設「BAGUS」などを運営する飲食・アミューズメント事業のほか、ウェディング事業、ホテル・不動産事業などを幅広く展開しています。ブランド数はグループ全体で100以上、グループ会社は14社に上り、そのひとつ「株式会社DDプラス」では圧倒的な仕入れ力を活かして、社外も含めた約800店舗の仕入れをシェアする共同購買サービスも提供しています。

グループ会社が多く、ハワイやシンガポールにも拠点があったことから、役員会議や経営会議ではWeb会議システムが欠かせませんでした。しかし今まで使っていたサービスでは、海外との接続時に通信が途切れることがよくありました。映像や音声の品質にも課題が多く、会議の進行に支障を来すことが多々あったため、「とにかく安定した製品を使いたい」という思いで、新たなシステムを探していました。

LiveOn Meet選定の決め手

抜群の安定性と、柔軟なアカウント管理が魅力

「LiveOn Meet」を選んだ決め手は、なんといっても優れた安定性です。導入前のデモでは、海外との通信時にもほとんど途切れることがなく、たとえ途切れたとしてもすぐに回復する点が素晴らしいと感じました。
(※ジッタバッファ制御機能)
また後付けデバイスは必要なく、マイクとスピーカー付きのパソコンがあればどこでも使える手軽さも魅力ですし、何より導入実績が豊富で、多くの官公庁や自治体でも活用されていることから、セキュリティ面でも安心感がありました。

※通信が不安定なときに音声データを一時的に溜め、通信回復後に送信する機能。音声の途切れを回避します。

当初は月1回の経営会議を中心に活用していましたが、通信が非常に安定して使いやすかったので、コロナ禍をきっかけに常時接続でも使うようになりました。「LiveOn Meet」はオプション機能で無制限にアカウントを作成できるので、用途に応じた柔軟な運用が可能になりました。コスト面でもメリットが大きいと感じています。常時接続環境の構築も、非常にスムーズでした。

導入後の効果・感想

常時接続でテレワークや拠点間のコミュニケーションがもっと円滑に

感染症対策でテレワークが増えたことをきっかけに常時接続利用を始めました。
現在でも4つの事務所とその日のテレワークメンバーが、出社後まずは「LiveOn Meet」に接続することがルーティン化されています。
各拠点のオフィスに大型モニターを設置し、朝9時から夕方6時まで「LiveOn Meet」で、お互いの状況を常に確認できるようにしています。事務所間の行き来ができなくてもリアルタイムの情報共有が可能になり、社内コミュニケーションが円滑になりました。

以前は拠点間で移動をしたり、Web会議をする場合はURLを共有してアクセスし、マイクテストを行うといった手間もありましたが、今では「LiveOn Meet」で常につながっているので会議室に集まる必要もなく、その場ですぐにコミュニケーションができます。

安定性も抜群で、今まで1度も通信トラブルが発生したことはありません。
弊社では、3カ月に1回、全社で開催している大掃除イベントがあるのですが、そこでも「LiveOn Meet」をつなぎっぱなしにして、各拠点のメンバー同士がまるでその場にいるかのような一体感を持って開催しています。

LiveOn Meetを活用した今後の事業展開など

店舗オペレーションの遠隔管理や研修での活用で、さらなるサービス向上へ

今後は「LiveOn Meet」を、店舗オペレーションの確認やスタッフの状況把握にも役立てたいと考えています。現在は店舗に固定カメラを設置していますが、これに加えて店舗内のオペレーションやスタッフの対応について、スマホなどを活用してリアルタイムに確認できる仕組みを導入したいです。
スーパーバイザー（SV）が店舗の状況を遠隔で頻繁にチェックできれば、サービス品質の向上にもつながると思います。

人材育成と研修の効率化にも役立てたい

さらには、店舗スタッフの教育やトレーニングにも活用していきたいです。すべての新人スタッフを本社に集めて研修を受けてもらうのはなかなか難しいですが、リモート研修ができれば、各店舗にいながらでも本社のトレーナーから指導を受けられます。教育にかかる移動時間やコストを大幅に削減できるでしょう。

今後もグループ全体の円滑なコミュニケーションを支えるツールとして、「LiveOn Meet」をさらに活用していきたいと考えています。リモートでの業務が当たり前となりつつある中で、常時接続されたオンライン環境を活用し、さらなる業務の効率化とサービス向上を目指していきたいです。